教育共感キーワード

異文化をわかり合うことで学校は変わる。その挑戦を企業の方にはお願いしたいと思います。

2009/06/09更新

奈須 正裕 氏 (上智大学)

奈須 正裕 氏 (上智大学)[教育関係者]

上智大学 総合人間科学部教育学科
教授 
奈須 正裕 氏

キャリア教育は、学校の中でも完全に市民権を得て、立場や枠組みはできたと思いますので、今度は中身や質が問われます。
企業が色々な形で持ち込むプログラムは、もっと思い切ったものをやればいいと思います。
学校文化を想定したものではない、強いものを出したら、そこにはある種の軋轢が起こるかもしれません。そこで起こる軋轢や拒否感を粘り強く調整していただき、授業を実践する中で「困るかなと思ったけれど、思いきってやってもらって良かった」という経験を教師自身がすることが、学校教育を変えるのです。
企業のリアルな部分を見せないと本当のキャリア教育にはなりませんし、摩擦を生じるなかで異文化をわかり合わないと学校は変わりません。その挑戦を企業の方にはお願いしたいと思います。