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目指すべき人間像を獲得することで、理科嫌いは減っていくと思います。

2009/03/16更新

角屋 重樹 氏(広島大学大学院)

角屋 重樹 氏(広島大学大学院)[教育関係者]

広島大学大学院
教授・教育学博士 角屋 重樹 氏

企業の方には、教師とは違う社会で働く大人としての「自分の生きがい、仕事の楽しさ、工夫する喜び」を子ども達に伝えてほしいですね。
こんな仕事をしている、こんなやりがいがある、という生きざまを見せていただくことが重要なのではないでしょうか。子どもたちは「憧れの存在」を見つけることができれば、学習する目標が生まれ、そこに向かって何をどうしたらよいのか、気づいていくことでしょう。憧れとなる対象を見て、自分にないことを真似てみるというのも、一つの方法だと思います。

苦心しながらも新しい技術や製品を開発している姿、皆が便利な生活ができるように日々取り組んでいる様子などから、目指すべき人間像を獲得することで、理科嫌いは減っていくと思います。

企業の人から、学ぶ姿勢を学校の文化に浸透させられるといいですね。企業の人の行動を観察して、真似してみる。真似ることが「企業の人の工夫」を発見することにつながります。
学校の先生とは違う産業界で仕事をする人に触れる機会は、子どもたちの仕事への理解を深めます。