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探究的な学びの実現へ

2016/04/11更新

文部科学省

文部科学省[国・自治体関係者]

文部科学省

「国際バカロレア」推進の背景

変化の激しい21世紀社会において子どもたちのキャリア発達を見据え、生涯を通し自ら考え、他者と協働し、課題を解決できるようになるため、「探究的な学び」の必要性が叫ばれています。また、「探究する人」を育てる手立て、アプローチとしての「国際バカロレア(International Baccalaureate/IB)」プログラムが注目を浴びています。
IBは小、中、高校レベルで世界共通のプログラムが用意され、2015年8月現在、世界4,267校、日本では35校で実施されています(国際バカロレア機構ウェブサイトhttp://www.ibo.org/about-the-ib/)。高校生を対象としたディプロマ・プログラムの修了生には、国際的に認められる大学入試資格を与えられ大学進学へのルートが確保できることになります。現在日本では、このディプロマ・プログラムを実施するIB認定校を2018年までに200校にすることを目標としています(「日本再興戦略 Japan is Back」, 平成25年6月閣議決定)。

「探究する学び」「グローバル人材育成」といった観点からも、IBの学びが注目されていますが、その内容は、文科省がめざす「生きる力」の育成に通底するものです。本来、「生きる力」の育成を目標とする学びは、学校の中だけで完結するものではありません。子どもの生活すべてがキャリアに関わる学習であると考えたとき、多様な価値観や考え方に触れながら、知識を実生活や行動に結びつける探究型学習が適しています。